小児の整形外科

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小児の整形外科

小児の整形外科でできること

小児の整形外科は、成長期において骨や関節に生じる病気や怪我の治療を行う分野です。運動やスポーツをする子供たちは、怪我をすることが多く、その中には骨折や脱臼、捻挫などがあります。また、成長期には骨や関節の成長異常や形成異常が生じることがあります。
これらの疾患は、早期に発見して治療を行うことで、将来の運動機能の回復や身体の成長をサポートすることができます。

小児期においては、子供たちの特徴的な骨や関節の成長に配慮した診断や治療が必要です。一般的に、小児期での診断は、問診や身体検査、レントゲン検査やMRI検査などの検査を介して行います。症状によっては、より専門的な検査を受けるために専門機関をご紹介することもあります。

また、怪我の原因を見落とさないように注意することも重要です。例えば、運動中に怪我をした場合には、怪我の原因となった状況や事故の原因をしっかりと確認することで、適切な治療が可能になります。

 

こんな症状はありませんか?

小児期において注意しなければならない症状はいくつかあります。

オスグッド病

オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、膝の皿の下部の骨が徐々に飛び出してきて、痛みを引き起こす疾患です。スポーツをしている時に痛みが増強し、休むと痛みが消失することが特徴的です。
成長期のスポーツをする子供に多く発症します。

オスグッド病の主な症状は、膝の痛みや腫れです。運動中や日常生活の中で、階段を上り下りする時や、膝を曲げる時に痛みが強くなることがあります。また、慢性化している場合には、腫れが増してきたり、痛みが慢性化してきたりすることがあります。診断は、主に症状や身体検査で行われますが、レントゲン検査やMRI検査などを行うこともあります。

一般的に、オスグッド病は成長が終わると自然治癒する傾向がありますが、それまでは運動制限や痛みの緩和などの治療が必要です。治療方法としては、鎮痛剤の内服や湿布などの対症療法が行われる場合があります。
また、スポーツを一時休息することが対応としては最適ですが、太腿のストレッチやアイシンングなど、適切なリハビリテーションも対策として行うことがあります。

成長痛

成長痛とは、成長期に生じる脚の痛みのことを指します。
上記のオスグッド病も成長痛として混同されますが、別物です。

特徴的な症状として、

  • スポーツをしていない時間帯にも痛みがある。
  • 痛みを感じる間隔に波がある。
  • レントゲンなどの画像診断では異常がない
  • 怪我など心当たりがないのに痛みがある

などがあります。
これらに該当する場合は成長痛の可能性があります。

しかし、当クリニックでは原因不明の痛みを安易に「成長痛」とは結びつけず、痛みの原因を考慮した診察を行っています。例えば「膝が痛い」「足が痛い」といった時、実は「股関節が影響している」かもしれません。
そういった見逃してはいけない疾患を見つけるために、当院では入念な問診を行い、症状を総合的に診察することで、適切に治療を行っています。

 

気になる症状があればご相談ください

西宮市のはしもと整形外科リハビリクリニックでは、お子様から大人まで、幅広い年代の方へ治療を行っています。特に成長期のお子様からのスポーツに関連したご相談を多くいただいております。もし、お子様で気になる症状がある場合には、西宮市のはしもと整形外科リハビリクリニックへお気軽にご相談ください。

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