漢方治療

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漢方治療とは?

漢方治療とは、中国の伝統医学である漢方薬を用いた治療方法のことです。漢方薬の目的は、体のバランスを整えることで、病気を治療することです。そのため漢方治療では、体質や症状に合わせて、最適な組み合わせで処方されます。

漢方薬は植物、動物、鉱物などの自然由来の成分から作られているので、副作用が少ないというメリットがあります。したがって長期的な治療においても、体への負担が少なくて済みます。

漢方薬には、鎮痛効果のあるものや、炎症を抑えるもの、筋肉や関節の痛みを和らげるものなどがあるため、整形外科での漢方治療では、関節炎や腰痛、肩こり、捻挫などの症状に対して、漢方薬を使用します。

整形外科治療と漢方治療

整形外科治療においても漢方が効果的な症状があります。例えば、通常の痛み止めだけで症状が改善されない場合や薬の副作用が出てしまった場合に漢方薬を用いた治療が効果を発揮する場合があります。

漢方医学は個人の体質や特徴を重視し、身体全体の調和をはかり、自分自身の治癒能力を最大限に発揮するための医学です。病気に対してピンポイントに治療する西洋医学と連携することでより確実で安定した治療を目指すことが可能です。また生薬がベースとなっているので複数の症状にも効果が期待できます。

なお当クリニックでは、すべての漢方治療に健康保険をご利用いただくことができます。

 

漢方治療が有効な整形外科の疾患

  • 肩こり、五十肩
  • 腰痛、腰部脊柱管狭窄症
  • 変形性膝関節症
  • 関節の変形、破壊、可動域制限
  • こむらがえり
  • 全身倦怠感、フレイル、運動器不安定症 など

 

整形外科で使用する漢方薬

漢方薬の種類 効果
葛根湯 身体を温める作用や血液循環を改善させる効果があり肩こりに使用されます。
防已黄耆湯 多汗症や水ぶとりに使用する漢方薬です。変形性膝関節症によって溜まった関節の水を減らす作用や痛みを軽減する効果があります。
芍薬甘草湯 急激に行った筋肉の痙攣、こむら返りに有効な漢方薬です。即効性があるので頓服で使用することが多いです。
牛車腎気丸 腰痛や手足の冷えなどに用います。腰部脊柱管狭窄症にも効果的です。
人参養栄湯 疲労倦怠、食欲不振、冷え性などに用いる漢方です。慢性疾患による衰弱や高齢者のフレイル(全身の運動機能低下)に効果があります。
治打撲一方 打撲や捻挫による腫れや痛みに用いる漢方です。

漢方薬は他の薬との併用も可能です。一般的な薬(西洋薬)と併用で治療を開始し、症状の軽減に合わせて漢方薬のみに移行する場合も多いです。漢方薬を使った治療に興味のある方は、西宮市のはしもと整形外科リハビリクリニックまで、お気軽にご相談ください。

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