股関節疾患についてのこだわり

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股関節診療における長年の経験

西宮市にあるはしもと整形外科リハビリクリニックの院長・橋本は、神戸大学を卒業後、日米の大学病院や関連施設で、股関節と軟骨の研究に携わりながら、現場での臨床・手術の経験を積んできました。
アメリカから帰ってきた後は、同国で学んだ知見をもとに、神戸大学の附属病院整形外科・リハビリテーション科にて医学生の教育や先端医療・下肢関節診療を担当しました。とりわけ、専門分野の股関節診療においては、数多くのリハビリテーション治療を担当し、関節鏡(内視鏡)を使った股関節の手術治療にも積極的に携わってきました。

成長期のお子様から、ご年配の方、またプロレベルのアスリートの方々と、多種多様な患者様を担当させていただき、そこで得た学びを、学会での講演や他の医師への手術指導という形で共有する機会をいただくこともあります。

 

スポーツをされている方の股関節疾患

当クリニックではスポーツをされている方の股関節の治療をする際、

  • 股関節そのものに問題があるのか
  • 股関節以外の部分に問題があるのか

 

この2つのうち、どちらなのかを見極めるのが大切だと考えています。

そのためにはレントゲンなどで検査をすることも大事ですが、それだけではなく、年齢、スポーツの種類、ポジション、痛みが出る場面などについての問診、触診による股関節の可動域や他の部位の状態の確認など、丁寧に診察をすることが第一です。
診察によって情報を集めておくことで、レントゲンを撮ったり、エコーをしたりした際に、よりはっきりと原因が見えてきます。

例えば股関節の中にある関節唇(かんせつしん)に問題があるのか、あるいは肉離れや剥離骨折なのか、もしくはサッカーやラグビーのプレイヤーに多い鼠経部痛症候群(そけいぶつうしょうこうぐん)なのか、そうしたことをしっかり確認することが重要となります。

中高生にしろ、プロのスポーツ選手にしろ、スポーツによる怪我には、限られた貴重な時間を奪ってしまう可能性があります。原因が明確になればより効果的な治療ができるため、それだけより早く元通りのプレイができるようになります。

そのためにも、当クリニックではまずきちんと診断をつけて、必要な治療は何なのか、それはなぜ必要なのかを含め、患者様にしっかりと説明したうえで治療を進めていくようにしています。

 

「人生を豊かにする治療」を選ぶことが大切

日本人の股関節の痛みの原因として多いのは、寛骨臼(かんこつきゅう)形成不全という股関節の屋根が浅い状態です。これは思春期になってから痛みが出る方も多い疾患です。中高年になると、加齢が原因で股関節が変形し、痛みが出る変形性股関節症などが増え始めます。

当クリニックで治療をする際は、リハビリや体の使い方の指導による痛みのコントロールを基本とします。それでも改善が見込めない場合は、股関節鏡手術や人工関節手術を提案することもあります。

どのようなケースにしても、大切なのは「人生を豊かにする治療」を選ぶことです。
比較的若い方であれば、保存療法でご自身の関節を温存することを第一に考えますが、中高年の方の場合は、生活の質をいかに担保するかがより重要な課題になります。

どの治療が、最も患者様の人生を豊かにするのか。長い目で見て決断を下すことが、整形外科の責任だと当クリニックでは考えています。

 

遠方の方でも、ぜひご相談ください

はしもと整形外科リハビリクニックは兵庫県西宮市東町にありますが、患者様の中には股関節の痛みに悩まされ、芦屋や宝塚、尼崎や神戸など、遠方から来院される方もたくさんいらっしゃいます。
当クリニックの患者様からご紹介を受けて来院される方もいらっしゃいますが、「ホームページを見て、藁にもすがる思いで来ました」とおっしゃる方も少なくありません。

長引く股関節の痛みにお悩みの方は、遠方の方でもぜひ一度、当クリニックにご相談いただければと思います。

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