義肢装具士と連携して装具・コルセット・インソールを作製

膝や腰の痛みに対しては、サポーターやコルセットが症状の緩和や予防に役立ちます。また、外反母趾や扁平足などの足の病気には、インソールを用いて足部アーチの歪みを矯正し、症状を緩和することができます。西宮市のはしもと整形外科リハビリクリニックでは、義肢装具士と連携して、装具・コルセット・インソールの作製を行っています。
専任の義肢装具士による装具外来を提供し、足底圧測定機器を用いて体重のかかり具合を正確に評価して、個々の患者様の状態に合わせたメディカルインソールを提供いたします。

インソールとは

インソールとは、靴の内側に挿入される特別なシューズパッドで、足の形状や歩行時の姿勢をサポートすることを目的としています。医療用インソールは、整形外科医が患者の足の構造や症状に合わせて調整できるもので、様々な足のトラブルや関節疾患に対応するために使用されます。

インソールの効果

疾患への効果

インソールは、以下のような疾患の改善に効果的です。

スポーツをしている小・中学生への治療

子供たち、特に小学生や中学生がスポーツを行っている際に、「足が痛い」と訴えることはよくあります。小学生や中学生が足や脛の疲労骨折を経験する場合、その治療としてインソールは非常に有効だと考えています。

同じスポーツを行っていても、疲労骨折を起こす子と起こさない子がいます。疲労骨折を起こす子の多くは、足の形や体重のかかり方に問題があると思われます。そのため、インソールを作成して対応することが適切です。もちろん、扁平足やハイアーチなど、足の形状や問題に対しても、インソールは非常に効果的な治療方法だと考えられます。

大人の方への治療

大人の方の場合、変形性膝関節症のような膝の問題が現れることがあります。このような状況でインソールを使用すると、症状が大幅に軽減されることがあります。インソールは痛みをともなわない治療で、お子様だけでなく大人の方の足・膝の症状の治療としても有効と考え実践しております。